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FAR FROM HOME |
トラフィックの同窓会的再会作品。当然のことながらそれ以上のことを望むのは、まあありえないというのが本来のところだろう。そう、聞き手もおそらくはほとんど同窓会。過去のトラフィックファンでなければかなり厳しいのではないのかという勝手な推測のもとで何気に購入して聞くという大冒険をしてみた。不思議と言葉が案外簡単に伝わってくる。そう、妙に聞きやすいのだ。音もまあ昔のトラフィックではない。今の音に近づけた音なのだろう。音の作りがかなり安直なものでなんだろう、応用編の音楽なのかな?という感じだ。ドラムの音が間違いなく今の音に準じたつくりになっている。そう、残念ながらトラフィックというよりもトラフィックのコピーバンドの音になってしまっている。現実にもそういう流れがあってもおかしくはないことは確かだ。だが、それを求めている人が今いるのだろうか?それだけの疑問が出てきてしまう。回答はまあ、あまりよろしくないものになるわけなのだろう。まあいろいろきっとあるのだろう。だけど冠は同じだけど中身は違う、ということは今のバンドの音を出すバンドが名前を借りてと、いうのが最も正しい解答なのだろう。聞きやすく悪くはないけれどもわざわざ。。。。そういうことになってしまう。ウィンウッドの声は、昔の自分の声を意識して見事な歌声なのだが・・・バンドの音がトラフィック?の状況。時の流れはものの見事にこのバンドの音を大破壊している。つくりは一緒でも出てくる音は・・・・難しいねやっぱり。誠意のあるつくりかただけど何かが変!悪くはないが、だからといって決してほめられたものではない。
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曲目 |
1.RIiding High
2.Here Comes A Man
3.Far From Home
4.Nowhere Is Their Freedom
5.Holly Ground
6.Some Kinda Woman
7.Every Night ,Every Day
8.This Train Won't Stop
9.State Of Grace
10.Mozambique
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